とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

563 夢の切り売り

今回は「縄のこと」。

初めて縄をメートル買いしました。

メートル買い? 束(たば)買い? …… 呼び方はわかりませんが、7年以上単縄を続けて、交換用ロープを長い1本で買ったのは初めてです。一度こういう形で買ってみたかったんですけど、長さとか種類とかなかなか条件が合わなくて …… というお話。


これまでは、交換用ロープは単品で買ってました。

インドロープとアメリカロープは、1本単位で売っています。2.5~3.0mくらいで、あとは自分の長さに切って調整します。この2種類は、ちゃんと人気や需要があるのか、交換用ロープ(単品)が商品として作られています。

一方、一番長く使ってきた韓国ロープは、ロープだけの商品が見当たらなくて、いつも製品一式で購入していました。なので縄は切れてもグリップだけは増えていって、10組以上あります。韓国ロープ派あるあるかもしれません。

ひさしぶりにショップをのぞいたときに韓国ロープの交換用を見つけて、これだ! と思って買いました。同じストアに [100m] もありますが、さすがにその量は……。以前教えていただいたんですが、縄のまとめ売りは、基本クラブチームのような団体向け製品なのだそうです。韓国ロープは1本分の商品がないので、個人用に短めのまとめ売りにしてくださっているのかもしれませんね。ありがとうございます。


ここからは、ちょっと細かい話になりますが――。

交換用ロープに限らず、縄は自分の長さに調節 = 切ると、どうしても切れ端ができます。これが微妙にもったいない気がして、捨てずにとっておいたときもあるんですが、使う機会はほぼゼロでした。切れ端をつなげて1本の縄として使えれば、どんなにいいか……。

この「切れ端問題」、長いまとめ売りだと、いくらか解消されます。

まず、毎回切れ端が出ることはなくなります。ちょうどいい長さだけ切って、あとは次回に残せるのです。ただし、最後にまとまった長さで切れ端が生まれる……。たとえば今回買った 10mだと、2.2mくらいで切っていくと、4本取れますが、1.2mも余ります。

これが、2mとか 2.5mがちょうどいい人なら、ぴったり収まるんですよね。言ってみれば、3mの交換ロープで毎回1mとか 0.5mを余らせていた切れ端がもう1本にまとまるようなもの。このぴったり感は、メートル買いの本領発揮と言えるでしょう。


となると、本当はメートル指定できるのがいいんでしょうね。

2.2mの例なら、11mで注文すれば余りません。個人的には、切れ端を出すくらいなら、メートル指定料金(お店側の手間賃)を払って、ぴったりで買えるシステムもいいなと思いました。縄にはお金を出したい派です。大切な道具ですからね。

そうなると、今度はお店に切れ端が出るのかな……。お店もメーカーに発注しているでしょうから、たとえばオーダーメイド(長さ)で一定期間注文を集めて、合計のメートルでメーカーに成形してもらうとかできるのでしょうか(カットミスが命取りですが)。

それができれば、クラブチームでなくても、ぴったりな長さでいろんな人の手に縄が渡る、夢のようなシステムなのかもしれません。

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