とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

908 リリースを追いかけて(2)

■ 離したグリップの動きを探る

今回も「リリースのこと」。

リリースのスイング以外の話。

最近リリースの話を続けてみて、リリースも縄を上へ回す意識が大切で、そのポイントはスイングと同じなんだろう …… と振りかえるようにまとめたのが前回。

リリースには、言葉として細かく見たときに2種類の意味があると思います。

1つは技のイメージでもある空中でグリップを回している状態。リリースを維持しているときですね。そしてもう1つは一方のグリップを離す瞬間。リリースを始めるタイミングです。このグリップを離すところも、最初はずっと疑問が残る部分でした。


 ―― リリースはどのタイミングで離すのか?

前回書いた、回すときの「どこを回すのか?」と同じで、これも1つ基準をつかみたかった部分です。

当時、いろんな人の動画を見ましたが、縄を回しながらグリップを離すと、うまいこと縄をグリップが追いかけるように回るのです。普通のMICリリースだと、サイドスイングを体の横に寄せたとき ―― くらいに見えました。

特に、縄が上に回りはじめたあたり

コマ送りで何度も見たのがだいたいそのタイミングでした。慣れてきた今、自分が離しているのもそれくらいのタイミングになっていると思います。

それなのにうまくいかなったのは、当時、縄を上まで回す技術が弱かったからでしょう。悪戦苦闘していた記憶をたどると、グリップを離すタイミングの悪さは、早いか遅いかのパターンがあると思います。


どちらも、グリップが引っぱられすぎるのです。

手を離すのが早すぎれば、スイングが追いつかずにグリップが落下してしまいます。遅れたスイングがだいぶ回ったところでやっとグリップが引っぱられるので、縄がたくさん回ったぶん、グリップも長めに強く引かれることになる。急なアクションがかかるわけです。

逆に手を離すのが遅いと、今度は先に縄がだいぶ回ったところで離すせいでグリップは強く引かれる。

◆イラスト:

スイングに合わせて離せているか?

どちらも縄は上まで回って、もう下に回りかけているタイミングだと思います。上で書いた「縄が上に回りはじめたあたり」からはだいぶズレてしまうんですね。

僕は長いあいだ、キャッチのタイミングが半回転ズレていました。今思うと、グリップが引っぱられるタイミングがズレていたせいだったのかもしれません。今は、多少タイミングがズレても、文字どおり軌道修正してリリースを合わせられるようになってきたと思います。


最後にグリップの重さ。

グリップが吹っ飛ぶのは、重いほど起こりやすいと思います。単縄で使われるグリップはどれもサイズ的に似ていますが、材質・厚み・表面積(?)で重さが違います。

ひさしぶりにOKロープさんの商品紹介を見ていたら、

ok-rope.com

最近はいわゆるインドグリップ(FR-3)がすこし重めになったんですね。使い道はリリースだけとは限りませんが、主流は重みのあるグリップなのかな……。

今でもすこし重めのグリップだと感覚の微調整が必要です。慣れてくると、韓国グリップよりは勝手に回ってくれる感じはあるんですが、どうにも慣れきらず、使いつづけているのは韓国グリップですね。

結局「慣れ」の話になってしまうんですけど、それでも、慣れるまでにつかもうとしていた感覚にすこしは言葉を与えられたんじゃないかな、というリリース随想でした。