とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

510 支えの支えがマドハンド

■ 支える部位も持ちあげるように

今回は「おなかのこと」。

結局、足が残ってないか……。

最近、ジャンプやサイドスイングをおなかで支えると力がうまく伝わるんじゃないかと書いてきました。たしかに、ジャンプで体がブレたり、サイドスイングで肩や腕が固まったりするのは前より防げている気がします。

ですが、考えるとやってみるとでは、やっぱり違いがあって――。


思ったより、足が残っている感じがします。

「足が残る」とは、「地面から足が離れず跳びあがりづらい」くらいの意味だと思ってください。おなかで支えると、地面を踏みしめて足が離れないのです。

地面を踏みしめてしまうのは、体のゆらぎを「足で」支えているということでしょう。そのゆらぎがどこから来ているかといえば、おそらくおなかの支え……。いや、これはゆらぎというより、おなかに力を入れて固めたことで、盤石な状態をゆらがせてはいけないと、足にも力が入っているように思えます。

もともと、体がブレないようにおなかで支えようとしたのが、今度は足での支えにつながっているのです。

じゃあ、おなかの支えの話は撤回か?

そんなことはありません。おなかの使いかたの問題だと思います。

ここまでは、おなかの使いかたを、他の部分を支えるために力をこめるイメージで書いてきました。実際、支えるだけなら、おなかに力をこめれば効果はあります。でも、上で書いたように、そのおなかを支えようと、足にもふんばる力が入って跳びあがりづらくなります。


大切なのは、おなかも持ち上げることではないでしょうか。

おなかを固めて動かさないのではなく、おなかの筋肉も上をめざして上げるイメージ。おなかで支えるためにどっしりと構えてしまうから、おなかが「重石(おもし)」になって跳びあがれない。おなかもまた、動く部分、可動部位なのです。

ジャンプの話のときには、おなかは、上半身と足をつなげる役割だと書きました。

身体論のような分野ではどこまで正しい話かわかりませんが、その動きの中で、おなかはたしかに、上半身と足といっしょに上がっています。上半身と足を連動させる形で支えながら、上がっていくのです。

サイドスイングでは、肩や腕の動きをおなかで支えると書きました。

ただ、支えたあとには跳びあがる動きが待っています。「ずっとその場で」支えるのではなく、サイドスイングを支えて回せたところで、今度はジャンプに合わせて上半身と足をつなげながらおなかも上げていくわけです。

こうすることで、「足が残る」状態から脱出できるのかなと思いました。


今回のイラストはネタ枠で……。

イラスト:マンガ。 1.くせ毛の男の子がサイドスイングしているところ。おなかで支えて…と思いながら、おなかが「ぐっ」と光っている。 2.ジャンプ、と思いかけてぎょっと驚く横顔。背景に薄い縦線と、三本線を重ねたふきだしに大きく「!?」 3.声が出る。「脚が残っ… うわ、なんだこれ!」 左足首を、地面からマドハンドがつかんでいる!

「支えてるだけなら離さないよ」

トルネコの大冒険』は(というかドラクエ4も)リアルタイムでプレイした世代なんですが、「なかまをよんだ!」が定番だったマドハンドが見た目どおりに足をつかんできたのには逆にびっくりしました。数あるドラクエモンスターの中から見つけた発想の結晶ですね。

おなかの使いかたにも、発想・気づきがあった気がします。