今回は「ブログのこと」。
このブログも200回になりました。
2年半続いています。いつしか、当たり前のように更新を続けてきました。そして、いつしか、いつまで続けるんだろうと思うようになりました。
すみませんが、お祝い回ではなく、お悩み回です。
6月は、梅雨らしく、雨が多い季節でした。
公園で練習している僕にとって、雨は天敵です。跳びたいときはもちろん、跳ぶ前に降っていてもいけません。地面がぬかるんで跳びづらいですし、自分の土地じゃないので、縄や靴のあとが残りすぎるのも気になります。
今年の梅雨も、練習するチャンスが雨で流れるときが何度もありました。
でも、跳べないもどかしさが以前ほどありませんでした。
今、新しい演技ができあがっています。梅雨に入る前には、だいたい完成形になっていました。人前で跳ぶつもりは、今もあまりないんですが、今年も学校の夏祭りで跳ぶなら何か準備がいります。そのための演技です。
できあがっているなら余裕かというと、そんなことはありません。できたのは構成。理想と現実は違います。ここから練習して確かめていかないと、理想で考えたのがどれだけ跳べる構成なのか、わかりません。
にもかかわらず、雨で跳べないときが続いても、わりとあっさりあきらめがつきました。
練習しても、理想に届かないことに気づいているからだと思います。今までずっとそうでした。どうすればミスが減るのか今でもわからないのに、練習したってちゃんと跳びきれるわけがないのです。
でも、あてもなく練習だけはしている。なわとびはしたいからです。
自分は努力することに疲れてるんだなーと思いました。
合わせるように、6月はブログの更新ペースが落ちました。5日ペースが6~7日に延びてもそう変わらないように見えますが、やっぱり、書く気にならなくてペースが落ちたのがはっきりしていると、ブログを書くのはしんどくなります。
やめようかと考えることも、増えてきました。
読んでくださっているかたはいます。もともとは、もっとなわとびのブログを読みたいけどそんなにないから、自分が書いてみようというきっかけでした。他人向けにはそういう理由です。
今はもう、誰かのためではなくなっています。
技の紹介とかしてるのはなんなんだと言われそうですが、どちらかというと、それは書いた結果の話なんですよね。とりあえず「自分が書きたいから」書く。公開しているブログなので、書けば誰かが読んでくれる。やっぱり結果です。書く目的は、他人じゃなくて、自分のために大きく傾いてます。
そういう状態でどこまで続くのかと、梅雨の時期にときどき考えました。
ブログをやめようと思っても、そのままやる気がなくなって、なわとび自体をあきらめてしまいそうなのが怖くて、今はそれ以上を踏み出せずにいます。
ブログも、なわとび自体も、どこまで続くのか。
終わりは視界に入っているといっても、まだ近づいたり遠のいたりしている状態です。
某名人のように、おじいちゃんになっても跳んでいる可能性もあるんでしょうか。
「なわとび老人」になりたいかと言われて、即答できないですね。それまでに縄を置いている可能性を、否定できないですから……。
それでも、楽しいときがあったのはたしかです。
それだけは幸せに思わないといけないですね。
そんなことを書いているうちに、勤務先の学校に粕尾将一さんの載ったチラシが届きました。
チームパフォーマンスラボという団体さんが名古屋にあるそうで、そのチラシと一緒に送られてきました。なわとびだけで両面カラー刷りの、気合いの入ったパンフレットでした。県内の小学校には同じものが届いているのかもしれません。
なわとびを始めたころは、自分もアマチュアレベルでそんな宣伝ができるようになるのかなあと思ってました。勝手な想像でわくわくしていたあのころから考えると、あまり宣伝しなかったのに児童館で毎月時間をもらっている今は不思議です……。
夢はいろんな形で現実になって、かなったこともあれば、重荷になったこともあります。終わりも、近づくときがあれば遠のくときもあります。でも、見えている以上、いつか終わりは来るものだと思っています。
繰り返しますが、そこまでに経験した楽しいことだけは、幸せだと思いたいです。