読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

252 「自分の速さで」手を叩く

今回は「2重とびの練習のこと」。

2重とびの練習で、「空中で2回手を叩いてみよう」というのがあります。

2回縄を回す代わりに、跳びながら2回手を叩きます。

ジャンプしているあいだに2回動く感覚をつかむ練習です。着地するまでに2回手を叩けないと、当然、1回のジャンプで2回縄を回せません。

最近、この練習にちょっと疑問が出てきました。たしかにわかりやすい練習なんですが、できない子はやっぱりできないんです。それで思ったのが――。


「実際に縄を回せる速さで」手を叩かないといけないんじゃないか?

空中で2回手を叩く、ができても、縄を持ってみたらやっぱり跳べない子も多いんですよ。なぜかといえば、手を叩くリズムと同じ速さで縄を回せないからです。

空中で2回手を叩けても、回し方まで上達したわけじゃないのです。

回す技術がそこまで行きついていない子を何人も見てきて、そういう子たちには別のアプローチが必要になるのかな、と思いました。

それが、手を叩く速さを、実際に縄を回せる速さに合わせること

f:id:tobimaru-jdr:20170328223916j:plain

普通にパパン、と叩くよりも、おそらく遅く叩くことになります。しかたがありません。縄を回すのが苦手なら、素直にその速さからやってみることも必要です。


そのぶん、ジャンプを気にします

縄の速さに合わせて手を叩くとき、忘れてはいけないのは、あくまでも「跳んでから着地するまでに2回手を叩く」ということです。

手を叩く速さが遅めになるので、ジャンプしている時間(空中にいる時間)をすこし長くしないといけないかもしれません。今までよりジャンプが高くなる、ということです。

ここまでできたら、いよいよ2重とびに再挑戦です。

縄の速さに合わせて手を叩いたときと、同じジャンプをしましょう。縄を速く回せなくても、これくらいのジャンプをすれば、手を2回叩けたんですから、空中で縄を2回回すこともできるはずです。


今回の話は、とにかく1回跳ぶためのやりかたです。

考えていくうちに気づいたんですが、手を叩く練習から最後に身につけるのは「ジャンプを作ること」です。

回し方はそのまま。手を叩いて、跳べる滞空時間を知って、ジャンプを合わせていく流れになっています。

2重とびを教えるときに、「もっと高く跳んで!」というのは簡単です。具体的にどれだけ跳べばいいかを伝えるときにも使えるやりかたかもしれません。

本当は、速く回せたほうがムリにジャンプしなくてすむのでいいんでしょうけど、とにかく1回跳びたいとき、こういうやりかたもいいかなと思いました。