今回は「練習のこと」。
誘われて、名古屋高速の高架下で練習してきました。
前回、ちょうど屋根の下で練習できるといいなあなんて書いていたときで、しかもちょうど例にあげた場所だったので、あまりのタイミングになんと言っていいのか……。いろいろタイミングが重なって練習場所はそこになりました。
出会いや発見がありました。今回はそんな体験談です。
初めて、縄のまっちゃんこと粕尾将一さんに会いました。
アメリカから帰国後、名古屋を活動拠点にされていて、今回は愛知の単縄仲間の練習に顔を出してくださったそうです。というか、そのために練習場所を名古屋にしたとか……。
始めまして以外は、そんなにお話もせず、いくつか気になるところをアドバイスしていただいたくらいでした。
なわとびをする人にとっては有名人ですし、フリースタイルを知ったのもまっちゃんの動画が初めてで、自分にとってはきっかけになったかただったんですが、いざお会いしたら、「あ、本物だ」みたいな当たり前の感想しかなくて……。もうすこし僕自身に熱意のあるころに会えていたら、違っていたんでしょうか。
ほんとに会っただけに近かったです。そのぶん、他の人がどんどん見てもらっていたので、かえってよかったのかもしれません(笑)。
やっぱり、指摘が早いですね。指導経験日本一を売りにできるだけあって、どこでつまずいているか、どんな対処法がいいか、がすぐ出てきます。逆に「これを試したらもっとよくなる」のような一歩進んだアドバイスもあって、ひきだしの多さが違うなあと思いました。
そのひきだしの数々は、よく見ると基本です。ただ跳ぶだけを楽しんできた自分にとって、基本を押さえたきれいなフォームに立ち戻れるのかわかりませんが、練習に混ぜていこうと思います。ありがとうございました。
練習した高架下は、若宮大通公園といいます。
名古屋高速の真下に、公園が長~く続いています。まさに、前回書いた「屋根のある場所」です。この日は雨模様だったので、雨の中のなわとびを楽しめました。
最初集合場所がわからなくて、ずっとさまよって(笑)いたのですが、スロープの整備されたスケートボードの練習場もあれば、フットサルコートもあり、水辺もあれば、大きな広場もありました。
その大きな広場の片隅で、愛知の単縄仲間は跳んでいました。同じ広場でダンスや踊りの練習をしている人がたくさんいたので、そばを通っていたのにまるで見えていませんでした(笑)。
どまつり(にっぽんど真ん中祭り)に出る人たちが練習していたのかもしれません。たまに見ていると、なんだか踊りの動きをなわとびでもやれそうで、ひとりであやしげな動きをしてました……。腕を開く、腰を落とす、体を傾ける――踊りならあって当たり前の動きを、なわとびの中でやろうと思うと難しいですね。
他にも、ブレイクダンスやフリースタイルバスケ(?)をやっている人もいて、いろんな動きが刺激になる、不思議な練習空間でした。
ちなみに、同じ場所で、ときどきダブルダッチの体験会が開かれているそうです。やっぱりダブルダッチは集客力があるなあ……。
いろんな人が好きなことをやっているいい場所でした。
なわとびも、「こんなことをやる人がいるんだ」みたいに見てもらえていたらいいですね。
ですが、今回のイラストは、迷子になっていたときのものです(笑)。
名古屋高速と街路樹で、目印になりそうなものがまるで見えませんでした……。