とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

488 ジャンプが生まれ変わるとき

今回は「ジャンプのこと」。

4重とび、再び成功。

初めて跳べてから梅雨入りして、ようやく再挑戦できました。1回跳べた程度では、やっぱり感覚は身についていなくて、あれこれ試しつつ、今度は10回目くらいで成功。

今回は、決め手はジャンプでした。実は、前回の話は4重とびが初めて跳べて、飛び込みで書いたもので、本当は今回の話を載せる予定でした。ちょうどジャンプの話です。


書こうとしていたのは、「手の技術のあとでジャンプがついてくる」というもの。

手の技術に必死になっていると、ジャンプを意識するのを忘れるということです。そこに気づいて「跳ぶこと」も意識することで、手の技術はそのままに、ジャンプも高く作れると思います。

最近の自分の例だと、グリップの角度や手の引きすぎに気をつけて、回し方がすこし向上しました。「手の技術」です。でも、SトードOOやSEBCOのような4重系を回せても、着地がきついとか、悪ければ通らない状況は続いています。

ここで、ジャンプがおろそかになっていることに気づいて、はっとしました。ジャンプして、足の位置が上がっているようで、実際には、縄を通すために足を曲げているだけに近い(体全体はそこまで上昇していない)のです。

ジャンプがうまくいくときは、頭の位置が違います。過去にいくつか書きましたが、頭から上昇して、体全体が持ち上がるので滞空時間も確保できる …… というのが、僕の中の「いいジャンプ」でした。そこを忘れたままなのが、回し方に必死になっているジャンプです。

回すためにうつむいて構えるのではなく、背筋をすこし伸ばして、肩から上を上空に送り込むくらいの意識で跳ぶことで、より滞空時間を確保できます。そこで初めて、最近身につけた回し方を滞空時間の中でいかして技を回しきれました。それでも着地は「どすん」ですが、縄が通るところまでは行きつけます。


……こうした話を書くつもりでいたら、4重とびに成功しました。

4重とびでは、縄を短くしたこと、その縄を回せるようになったことで結果がでました。もう1回成功したときに、やっぱり、肩から上あたりの持ち上げ(?)とでも言うんでしょうか、そこからの体全体の伸び上がりの差が、4回旋目の通る・通らないを分けた感じがします。

そのとき感じたのは、「縄とともに肩から上が持ち上がっていく」感覚でした。

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縄を短くしたせいか、縄が上がっていく力が今までよりダイレクトに感じられて、それに合わせて肩から上が動いてしまった感じでした。

なわとびは、回す手が下がりながら跳ぶ体は上がるという、相反する動作だと聞きます。ところが、今回の動き、手も体も上がっています。バンザイしながら跳ぶような一般的な勢いのつけ方。自然と言えば自然な動きなので高く勢いをつけられたとも言えますが、なわとび独自の動作を考えると、これでよく跳べたものだと思います。

2重とびのコツでよく引用した「足の前まで縄が来たら力を入れる」は「1回旋目を跳ぶのをギリギリまでねばる」とも言われます。上の動きは、あまりそれができていません。できているのは体を上空に上げる部分であって、回すタイミングはまた別なのかもしれませんね。


ねらったわけでもなく、ほぼ偶然の産物だったと思います。

縄を短くして、手の動きを先に確かめつつあった段階なので、これもやはり、ジャンプがあとからついてきたと言えるのか……。

僕は、たぶん、ジャンプ力は人並みかそれより下です。そんなに足の力があるとは思えません。それでも、肩から上を持ち上げる勢いが偶然きまった瞬間、違うジャンプの世界に飛び込めたような気がしました。短い縄に、4重とびクラスの力をこめたことで、気づけたことかもしれません。