とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

271 おじゃまタクシー

今回は「ズレのこと」。

あれ、5日ペースはずした……。まったく気づいてませんでした。


TJ系の連続で練習するようになってから、変なクセが出てきました。

左足を上げる技の次は、右足が反射的に上がるのです。

TJ系は片足を上げて跳ぶ技です。普通のTJだと、僕は左足を上げて跳びます。連続で挑戦しはじめたころ、最初は続けてEBTJ(これも左足を上げる)を跳んでいました――が、なぜか右足が上がるので縄を通せなくなりました。

どうも、もともと体が右に傾きがちなので、TJのあと、着地で右半身・右足に力が入って、反射的に右足が出てしまうようです。

以前は、演技でもTJ→OO→EBTJと、2重とびでつないで体のバランスをリセットしていた(?)ので、こうはなりませんでした。

というわけで、TJ(左足上げ)→インバースEBTJ(右足上げ)→インバースTJ(右足上げ)という、自分では想定しなかった順番で跳ぶうえに、EBTJ(左足上げ)にはつなげられない、という状態となりました……。

体が動きやすい組み合わせを選んでいる、ということでしょうか。


ところで、『となりのトトロ』でこんなせりふを聞いたことはありませんか?

「おじゃまたくし!」
「とうもころし!」

主役の1人である女の子・メイの言い間違えです。調べたら4歳だそうです。なんだろう、5月のイメージのせいか、ずっと5歳だと思ってた……。それはともかく、小さい子ならではの言い間違えなのですが――。

実はこれ、「音位転換」と言います。

昔、新聞のコラムか何かで読んで、「こんなことに呼び名があるのか!」と驚いて覚えてしまった言葉なんですよねー。たぶん、自分の知った雑学の中ではトップクラスです(笑)。

たしか「モーラ単位の」という言葉もついていた気がして、調べたらやっぱりそのとおりでした。単純に言うと、声に出したときの1文字単位で音が入れ替わる、ということらしいです。「がじゃいも」とか。

まだしゃべりかたが身についていない子どもにとって、舌足らずでもしゃべりやすい言葉に並び替えてしまうからこうなるらしいですね。大人だって、言い間違えるときは、思わず音位転換を起こしているのかもしれません。

というわけで――。

思わず言いやすい言葉に入れ替えてしまう音位転換があるなら、跳びやすい足に入れ替えてしまうのも十分ありうることなのかなと思いました。


最後に、今回のイラストは、ほぼおまけです(笑)。

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