とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

318 交差を下げる

今回は「回し方のこと」。

特にクロス(交差)の動きがタイトルかなと思います。

最近は「回し方のこと」が多いです。それだけ悩ましいし奥深い。クロスもそうで、特にはやぶさ系のCO部分がずっとネックです。

実は、いまだに最初のCで引っかかることが多いです。

314 引っぱるから回る みたいにいきなり足に当てるとか、それを避けて、317 腕を開かないと回せない人 みたいに腕を伸ばしてしまうか……。


交差には、少なくとも3つの動きがあります。

縄が「閉じる」「下がる」「開く」。

この順番そのものが大切だと思います。腕が開いた状態から縄が「閉じる」。閉じながら、縄の位置が「下がる」。そして、手が交差してから縄がもう一度輪に「開く」。

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最後の「開く」を交差から腕を戻すときの動きと思われたかたもいるかもしれません。ここでは「交差するまで」の話なので、交差しはじめてから、ちゃんと腕がXの字になるまでの、縄の開きのことを言っています。

この順番が大切なのは、真ん中に「下がる」が入っている点です。

何度となく多回旋の1回旋目を足に当てて、単純に縄の「低さ」が足りないと思いました。特にクロスだと、交差を作るときに手が真横に行ってしまうと、横に張った縄は高くなってしまいます。腕の高さがどうこう以前に、交差を作ること自体が縄を高くする危険をはらんでいるのです。

だから、交差を作る中で「下げる」のを意識して、足に当たる危険を避ける。そういうことです。


クロスといっても、即座に交差を作るわけではありません。

細かい部分を考えると、上のような感じだと思います。

順番は、「下がる」と「開く」が逆という人もいるかもしれません。手を交差させながら下向きの力を意識するというのか……。僕はどうも窮屈で腕や手を下に向けづらいので「下がる」「開く」の順番です。

元はTJ系を調整していたのがきっかけでした。

だいたい引っかかるのが上げた足に当たる場合で、もうちょっと縄を下げたほうがいいかなと思って、トードにしてもEBトードにしても基本はクロス ―― ということで今回の話になりました。