とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

525 ジャンプ、イメージ、スイング

今回は「動きのこと」。

今年も5日ペースであと2回です。

今年はほとんど、SCCC系の8連、SEB系、リリースばかり練習していました。でも、自分にとって一番の進化は、「ジャンプできる」ようになったことではないかと思います。

6月くらいに初めて4重とびが跳べたころ、同時に身についてきたのは、上半身を空中に持ち上げる感覚でした。体をまっすぐとか、地面からの反発とか、今年よりももっと前に書いてきましたが、より体を高く上げてくれたのは、「肩から上」というキーワードです。

跳びながら縄を回す力を入れると、空中へ上がる力を肩から胸あたりで押さえて(抑えて)しまっている感覚がずっとありました。上がる力を押さえている肩周辺も持ち上げるようにすることで、ジャンプを殺さない体の動かし方を身につけられたように思います。

コロナ禍でトレーニング系の動画を見る機会が増えて、バスケなどのジャンプ関係の動画で気づけた感覚でした。


さらに大切だったのは、そこから縄を回すタイミングです。

まずはジャンプ。

ここを落とさないことが、うまく回すことにもつながるのだと思います。

言ってみれば、「跳ぶ → 回す」の流れを自分の中で押さえることでしょう。なわとびのように、跳ぶ動きと回す動きが混在してごっちゃになりやすい運動で、あえて順番をつけることで自分の中の混乱を減らす効果があります。

自分にとっての大技になると、まずジャンプ = 高さを確保することにもなるので、着地までの余裕が生まれることにもなります。


ただ、それだけではうまく回せません。

イメージが必要です。なんのイメージかというと、正しい回し方のイメージです。教科書どおりの正解とまでは言わなくても、今の自分にとって、なるべく成功に近い回し方。これができて初めて、ジャンプもスイングもうまくいった会心のひと技になるからです。

単縄だと、サイドスイング始まりの技が多いので、まずはサイドスイングから最初のフォームにどう入るかを、ジャンプの直後にイメージできるかがポイントだと思います。(僕の場合、SC、SO、SEB、どれも縄がそれがちなので、気をつけないと話になりません……)

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スイングのイメージをあいまいにしたのは、まだ、ベストがわからないから。

引っかかるのを避けるには、グリップを下に向ける必要があるとは思っています。 516 手と縄をつなぐもの でグリップを回す大切さにふれましたが、グリップの1回転の中でも、下を意識するということですね。

ただ、それでは単にミス防止程度にしかなりません。だいぶ跳べたつもりでも、いまだに4重とびがぎりぎり、S+3重系も余裕がないのでは、回す技術がまだいびつと言わざるをえません。ジャンプだって、つま先への体重移動はどうかとか、気づくことが次々出てきます。

年が明けても、書けることは山盛りだと思っています。