とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

なわとびのこと

443 筋肉痛は知っている

今回は「体のムリのこと」。 体調を崩して、2週間くらい跳べずにいました。 調子が戻って縄を持ったのが月始めの3連休。SCCC系の話も書いたし、やってみるぞと跳ぼうとしたら ―― 。 エネルギーでも吸われたのかというくらい力が入りませんでした。 涼…

440 なわとびメモ「交点を0に」の謎

今回は「高さと速さのこと」。 ブログを書くのにメモを取っておくことがあるのですが、謎だったメモがあります。 高さと回旋スピードの関係 2つのグラフ 交点=差が0に近づける どんな話にしようとしていたのか……。自分で書いたので、言いたいことはいくら…

437 150秒が長すぎて

今回は「演技のこと」。 練習に使っている演技がだいぶ良くなってきました。 と言っても、ようやく3~4ミスに収まってきたレベルですが……。相変わらずゲーム音楽を使って、2分以上のBGMに合わせて跳んでいるので、ノーミスは遠いです。 最近、改めて感…

431 技の追究となわとびの本質

今回は「なわとびのこと」。 技のコツを考えていくと、実は基本的な技術に戻ることが多いです。 ブログで文章にしていると、よく思います。最近の技系の話でも、 ・ASを足の下に叩きこむ → 大半の多回旋で同じ瞬間がある・ジャンプリリース → 部分部分のコ…

429 縄とアリバイ

今回は「予防線のこと」。 推理小説を読んでいると、アリバイという言葉がよく出てきます。 「犯行があった時間、別の場所にいたので犯行ができない」みたいな意味合いで、犯人を絞り込むような展開だと、だいたい出てくる言葉ですね。 日常生活で、リアルに…

421 満足

今回は「なわとびのこと」。 実は新しい演技ができあがっています。 新しい学校に転勤したので、もう出し物用に作る必要はないんですが、やっぱり例年のように大型連休のころから曲に合わせていました。 どこかで見せる予定はありません。 ただ、もともとは…

415 ひとつのこと

今回は「集中のこと」。 ひとつのことに集中できる。 特技というのか、アピールポイントというのか、そういう表現があります。 その分野を突きつめて、大きく力を発揮できる。それが強みであり、期待できるということでしょう。 なわとびでも同じことが言え…

406 人とAIの2in1

今回は「AIのこと」。 世の中、AIがいろいろなところで使われるようになってきました。 単語の予測変換、養殖の稚魚の選別、オークションの偽物判別……。 最近見た話だと、こんなのがありました。いろいろ使いどころがあるなら、なわとびにだって活用でき…

403 ぬくなわ

今回は「季節のこと」。 なわとびは、この時期が一番跳びやすい気がします。 暖かいと、体も動かしやすいです。なわとびは冬の運動の定番ですが、冬は寒くて体が動きません。この冬は暖冬と言われていて、僕の住んでいるところでは一度も雪が降らない冬でし…

400 飽きる幸せ

今回は「満足感のこと」。 飽きた、というのは、満足したってことだなと思います。 5年も6年も単縄を続けてきて、始めのころはいつまでもやっていけると思っていたことが、すこしずつ減っていきました。イベントに出向くのをやめ、動画を見せるのをやめ………

399 なわとびに身をすくめる人たち

■ なわとびはときに暴力かもしれない 今回は「暴力のこと」。 すこし前、初めて回る縄が怖いと思いました。 1月ごろだったと思います。SEBOCとか、TJOとか挑戦していたとき。縄は通るようになりつつありましたが、何度か回しているうちに、ふと「怖…

398 雨のち風

■ 寒風の公園からお届けします 今回は「天気のこと」。 雨のあとは風が強いと思います。 ネットで検索すると、「そういう傾向にある」程度に書かれていることが多いです。雨雲通過後に風が強まる気圧配置になりやすい、とかなんとか……。 それでも、外でしか…

394 ミッテランの帽子

今回は「きっかけのこと」。 たとえばそれが、なわとびのトップ選手で、置き忘れたのが縄だったら。 『ミッテランの帽子』というフランスの小説があるそうで、このまえ、新聞の書評欄で見かけました。 たまたまレストランに現れた大統領が置き忘れた帽子を、…

393 レベルのマリオネット

今回は「ルールのこと」。 レベルが下がる? なわとびの世界団体の統合によるルール改正をおかもんさんがブログで解説してくださっているのを毎回読んでいます。 僕は、競技には関わりがないんですが、ここだけは二度読んでいったん考えました。 レベルはWJR…

391 わきの下のデルタ

今回は「わきのこと」。 前回書いた手首の話といっしょに出てくる話があります。 「わきをしめる」は違います、という言葉。 手首の話では、ダメと言うからには、「ダメのメカニズム」が理由としてあるだろうと書きました。手首なら、手元で回しすぎて縄に力…

390 手首の問題

■ 手首、手首と言うけれど 今回は「手首のこと」。 「手首で回そう」は違います、という話が見られるようになってきました。 僕も、手首だけで回すとブレやすい話などを書いてみました。でも、それだけでは大ざっぱに思えます。 ダメと言うからには、理由 ――…

380 雪の犬

今回は「なわとびのこと」。 ブログを始めて5年たちました。 なわとび自体は6年くらいでしょうか。すでに、いつ「単縄」を始めたのか記憶がはっきりしていません……。 「フリースタイルを跳んでる人たちみたいに自由に跳び回ってみたいなあ」「できるように…

369 魔法の言葉と言葉の魔法

■ 言葉の先を想像しよう 今回は「声かけのこと」。 なわとびの解説サイトってこんなにあるのか……。 動画も含めて、いろんな人が解説を作っています。それだけヒントを求めている人が多いのか、それを見こして解説を作っているのか……。 教えてもらいたい人は…

365 テリトリー

今回は「ルーティンのこと」。 理解していたようで、理解していませんでした。 「ランプだけじゃない。僕はいつも同じものを同じ場所に置く。飲料水、コンロ、ピッケルも、すべてね。こんなふうに、僕は登山時には常に同一の環境や行動で統一するように心が…

361 なわとびって「なわまわし」では

今回は「なわとびのこと」。 タイトルのとおりです。 なわとびはたしかに跳んでいます。でも、いろんな技を覚えていくと(それこそ、学校レベルの短縄が専門レベルの「単縄」になっていくと)、跳ぶよりも回すことのほうがはるかに重要になってきます。 単純…

356 フロアとプライド

今回は「床のこと」。 つま先で跳びましょうという言葉を聞いて、ふと思いつきました。 それっぽく別タイトルをつけるなら、「なわとびは「屋内フロアで」「複数で」やるべき! その隠れた理由」。狙いすぎか……。 要するに、「跳ぶ音が他の人に激しく聞こえ…

354 虫メガネの冒険

今回は「観察のこと」。 観察についてのエッセイが、なわとびにつながるな、と思ったので1本。 森博嗣さんの『つぶさにミルフィーユ The cream of the notes 6』(講談社)というエッセイで、100個のテーマが文庫2ページで1つずつ載っている本です。 今回…

343 マイノリティの声

今回は「少数派のこと」。 父の日、名古屋城、LBGTトイレ表示、2分の1成人式……。 マイノリティ、少数派で浮かんだニュースです。 このあいだ、父親のいない子の父の日について、Yahoo!の記事がありました。印象的だったのはコメント欄で、「少数派のこ…

338 魔法の粉と万華鏡

今回は「バラエティのこと」。 「ハッピーターン」というお菓子の記事がありました。 (2022.5.9 リンクを修正) ハッピーターンの粉は、それだけで「あれだ」とわかる有名な粉です。あの粉はわざと量が均一にならないように(違いを作って飽きないように)…

333 タイムマシンに乗って

今回は「過去と未来のこと」。 子どもは未来を見たがり、大人は過去に戻りたがる。 「もしタイムマシンを1回だけ使えたら?」と聞かれたとき、答えはこういう傾向になりやすいそうです。 納得といえば納得ですね。子どもは過去より未来のほうがはるかに気に…

332 マイナーをめぐって

今回は「マイナーのこと」。 たまに単縄のことを考えると、どこかでマイナーというキーワードが浮かびます。 「珍しいから価値がある」 今まで何度か、これがよりどころだったと書きました。僕が単縄人としてはそんなに上手じゃなくても、学校などで話題にし…

330 ストック

今回は「教えかたのこと」。 今年も児童館のなわとびクラブを続けています。 4月の1回目を終えてみて、ここからどう進めていくのか迷っています。 迷っているというより、計画がありません。 これまで2年半くらいやってみて、いろんな技を教えてもそこか…

329 お金となわとび

今回は「お金のこと」。 なわとびのクラウドファンディングがあるそうです。 こういうところで紹介みたいに乗せていいのかわかりませんが、お金の話の前ふりとして――。 単縄をするまで、自己負担は当たり前のような気持ちを持っていました。 その人の背景を…

328 似顔絵となわとび

今回は「マネのこと」。 なんとなく思っている似顔絵のコツがあります。 「あの人と似てるなー」と思える部分を見つけること。 その人の顔をそっくりマネようとしても、模写する力がないとできません。モデルが目の前にあっても、1から描くのと同じだからで…

323 限界を知らず、限界を決めず

今回は「目的のこと」。 縄のまっちゃんこと粕尾将一さんのこの話を読みました。 作家の森博嗣さんのエッセイを思い出しました。 「I Say Essay Everyday」シリーズから15年くらい、この人のエッセイを読んでますが、「どうしたら作家になれますか?」と質問…