■ 跳んだ空間へ縄を、その難しさ 今回は「バランスのこと」。 「跳んだところに回す。手はちゃんと下げる」 練習用にいろいろとメモがあるんですが、堂々巡りになるのがこの一文(二文)です。 一見当たり前のような覚え書きなのに、いつのまにか忘れて引っ…
■ 集まれば質はばらける。そのときどうする? 今回は「広がりのこと」。 なわとびってどれくらい広まってるんでしょうね。 子どもの運動で短縄は誰もが経験します。そこから発展した単縄。もうほとんどチェックを入れてない世界なんですが、動画やブログの調…
■ 発展形のもとは基本形 今回は「EBのこと」。 SEBEBOの難しさにハマりつつあります。 www.youtube.com これはできるかたの見本。 最近は数十回挑戦して一度も成功していません。お盆前はできてたのに……。いろいろ試す時期はいつもそうですね。なわ…
■ 体のバランスを確かめる場所 今回は「フォームのこと」。 体と縄のブレについて何度も書いてきました。 大半は体が右に寄ってしまうクセから来ています。このせいでバランスの中心がズレるんですが、これがほんとにひどくて、縄が片足分横にそれて両足の下…
■ 自分の視線の先にあったもの 今回は「なわとびのこと」。 暑い中、日が陰ってから公園で跳んでます。 猛暑猛暑と言われつつ、夕方の公園には人がいますね。遊具ではしゃぐ子、サッカーやバスケでボールを奪いあう中学生、犬と散歩しながら通りすぎる人、暗…
■ 動かすだけでは縄をとらえられない 今回は「回しかたのこと」。 前回、「縄のコントロール」と書いて思ったことです。 手やグリップが止まっていると回らない、だから手やグリップを動かして縄も動くようにしよう ―― 縄を回しきれないときに浮かぶアドバイ…
■ 縄は生きている 今回は「コントロールのこと」。 以前、似たようなタイトルで書きました。 tobimaru-jdr.hatenablog.com 裏クルーガーキャッチからEBトードに縄を流せるのに気づいて、ひとりで感心して以来、気が向くとやってます。背面抜き、脚の下キャ…
■ じゃあなわとびはどう映るのか? 今回は「競技のこと」。 パリオリンピック関係の記事で目にとまった話です。 一方、IOCが足を踏み入れる新領域について、静岡産業大の寒川恒夫特任教授(スポーツ人類学)は「楽しむことに重点を置いた、自己目的性の高…
■ 左足スタートではいけないのか? 今回は「ルールのこと」。 競技なわとびにはスピード競技があります。かけ足の回数を競う種目で、短期戦の30秒スピードと持久戦の3分スピードがあります。 ただし、カウントは片足をついた回数で数えます。30秒スピードだ…
■ 回しきれるジャンプが生む効果 今回は「フォームのこと」。 昔から感じていたことです。 3重とびでも、必ずしも大ジャンプしなくても続けられるんですよね。1回のジャンプで3回縄が回ればいい。3回旋できるだけのジャンプでいい、ということです。 ジ…
■ 減らすよりも増やさないこと 今回は「ダイエットのこと」。 ―― なわとびは全身運動だからダイエットにいい。 たまにこんな一文を目にします。カロリー消費が大きいからダイエットに向いていると書かれていることもあります。本当でしょうか? この手の話は…
■ 暑い日にはクーラーの効いた教室で 今回は「学校のこと」。 『今日のなわとびクラブは、暑いので教室で行います』 最近はこんな放送を入れられるようになりました。 WBGT(熱中症指数)で屋外の運動(活動)に数字で見てわかる基準ができたこと。そし…
■ 縄への力を広げる手の動き 今回は「リリースのこと」。 リリースは今でも不安定です。 どうにもグリップが真横にならずに角度がついてしまって体に寄ってきます。これも体が右に寄るのと似ていて、クセだと思っています。直そうにも、グリップをまっすぐに…
■ 技術点はどんづまりなのか? 今回は「ルールのこと」。 この前、新しい道路がつながる記事を読みました。 開通すれば3時間かかっていたのが1時間半 ―― のわりに、あまり期待できない感じのコメントもちらほら。むしろそちらが気になって読んでみると、車…
■ 単語から技をイメージすると… 今回は「技名のこと」。 「JK」と聞くとなわとびの技が浮かびます。 そんな技名はたぶんないし、JKが女子高生の略なのも知ってるんですけど、響きがね……。単縄の技名っぽいんですよ。JKって、日常会話で実際に聞いたこ…
■ 手が止まるのには理由(わけ)がある 今回は「回しかたのこと」。 縄がそれて足に当たりやすい。 体のクセの影響でこう書くことが多いです。でも、必ずしも原因はそこだけではありません。縄の長さや、下まで回せているかもポイントです。道具や技術の問題…
■ できないから気づく近さ 今回は「障害のこと」。 運動で、体のクセは小さな障害だと思うのです。 障害というと言葉は強いんですが、実際それでうまくいかない中で10年以上たちました。縄がそれる、体が傾く、ひざが開く …… 手と足とバランスの統合運動でも…
■ 連続とびでリセットできるか? 今回は「技術のこと」。 やっぱり上下なんだな、と思うのです。 連続3重あやをやっていると、どこかで手や縄を引きぎみにしてしまってミスして続きません。わかりやすいのが[ OOC → CCO ]とか[ OCC → CCC ]…
■ クラッシュを防げないと不安 今回は「リスクのこと」。 教えづらいというより、やらせづらい技です。 776でクロスフリーズのアレンジについて書きました。クロスフリーズと言えば、あとはクロスフリーズリリースです。 www.youtube.com ですが、学校のクラ…
■ 出会えた運から歩きだす道のり 今回は「運のこと」。 スリーセブンということで運の話です。 ―― OOに出会えたことを感謝したい。 その道で何かを成した人の談話でよく聞くフレーズです。運や偶然に感謝しているように聞こえて、昔からどこかしっくりこな…
■ 前回しからでも縄を待ってみる 今回は「クロスフリーズのこと」。 クラブに合わせてこの技を。 単縄のポーズ系の技としては定番です。できると楽しい形になるし、あやとりみたいに自分でも細かい仕組みはわからないけど形になってしまうマジック感があるん…
■ 跳ぶのを待つのもなわとび 今回は「タイミングのこと」。 学校でクラブの時間がありました。 なわとびクラブは2校続けて10年以上になりました。もう異動(転勤)だろうな …… と思っていたら残ったので、クラブももう1年やらせてもらえます。年5回ですが…
■ なわとびにどんな姿で向きあう? 今回は「ルールのこと」。 「もうすこし身だしなみを気にしたほうがいいのではないか」 なわとびのイベントでこんな講評があったと聞きました。詳しくは知らないのでニュアンスは違うかもしれません。 「ドレスコード」の…
■ 協応を軽やかに踏むのがステップ 今回も「協応のこと」。 流れでもう1つこのテーマで書きます。 ステップ系の動きを知りたくて、たまに動画を見ます。たまに、と言うのは、1つ覚えるのに時間がかかるから。のんびりやってるせいもありますが、なかなか足…
■ 手と足のフォームのバランスもまた協応 今回も「協応のこと」。 なわとびを始めたころ、よく青あざができました。 ひざの内側です。3重とびでぶつけることが多かったようで、着替えるときに変色していることに気づいてぎょっとした記憶があります。 当時…
■ 着地は縄を頭の上に回すタイミング 今回は「協応のこと」。 なわとびの動作で使われる言葉です。 ジャンプで上にあがりながら、縄は下へさげる。上と下、違う方向の動作を統合して、1つのまとまった運動にすることを言います。 子どもだと、お手本を見な…
■ 縄とつながりながら理想に近づく 今回は「理想のこと」。 なぜ人は技に挑むのか。 登山や探検などの冒険を志す者は、次々とより困難な課題を自分に課す。大きな対象に挑むことで、自分の生を証明したいと考えるのが、冒険者の生き方だからだ。 ―― 登山家・…
■ 不安定だから見える基礎 今回は「ジャンプリリースのこと」。 前回すこしふれたのでついでに。 とはいえ、この技、ジャンプしながらのリリースにならないんですよね……。どうしてもワンテンポ遅れて跳びあがって、ジャンプキャッチ程度になってしまう。 原…
■ こんなふうに縄が通るのか…… 今回は「複合技のこと」。 技名はこれで合ってるのでしょうか……。 最近、これがつながるんだ、と気づいた技の組み合わせです。途中まではこちらの動きです。 www.youtube.com 説明したいときにこういうパターンが網羅されてる…
■ 何を目的にして跳んでるの? 今回は「トレーニングのこと」。 「骨を強化する一般的な運動」 新聞の日曜版に、こんな形でなわとびがあげられていました。(中日新聞 2024.4.7 大図解「骨を強くする」) 他に載っていたのが、エアロビクス、ジャンプ、階段…